沖縄連携フォーラム:九州と沖縄の経済界にOISTのビジョンを発信
九州経済連合会(九経連)と沖縄県経済団体会議は9月2日、九州・沖縄の経済人の交流と相互理解の促進を図ろうと、沖縄ハーバービューホテルにて、「沖縄連携フォーラム」を開催しました。同フォーラムには、九州、沖縄、山口の経済界を代表する計100名の方々が参加し、沖縄県内での「産学連携」と「観光」の二つのテーマに沿って講演会及び意見交換会が行われました。
沖縄における産学連携をテーマにした講演では、OISTから竹内新也理事長補佐兼事務局長が講師となり、OISTの概要や、大学院大学の将来のビジョン、知的・産業クラスター形成を通しての地域貢献などが説明されました。会場からは、海外からの学生の積極的な受け入れや、教授陣の採用について等、多くの質問があり、多くの方がOISTについて興味を示してくださいました。
その後、沖縄と九州の観光施策と連携方策をテーマにした講演では、沖縄県文化観光スポーツ部の平田大一部長と、沖縄観光コンベンションビューローの安里繁信会長が講師として、沖縄のブランド力、文化・スポーツを基調とした他の機関とのコラボレーション、観光ハブとしての沖縄の役割などについて話されました。
九経連の会長を務める九州電力の松尾新吾代表取締役会長は、フォーラムの終わりに、「和やかな会になりましたが、話題に上がった内容といえば、世界レベルの大学院大学の設置や、国際的な沖縄の観光促進計画についてなど、とんでもない内容のプロジェクト満載で、大変驚いています。これからの沖縄と九州のコラボレーションが楽しみです。」と締めくくりました。
(我喜屋 久)