パートナーシップ・ワークショップコーディネーター
パートナーシップ・ワークショップは、世界トップクラスの大学や研究機関と戦略的パートナーシップを結び、組織レベルでの研究協力を行うための手段です。OISTの発展に伴い、日本政府からの直接的な資金援助が強化される中、このような協力関係は、外部資金獲得競争、特に大型の研究助成金への共同申請を成功させるための前提条件となっています。その成功例の一つがJ-PEAKSです。このような助成金は、OISTが日本の科学研究機関の中で急速に注目を集めることを可能にしたハイトラスト・ファンディングシステムの継続にとって、ますます不可欠なものとなっています。
研究担当ディーンオフィスは、機関レベルでの協力関係の豊かなポートフォリオを構築してきました。J-PEAKSの枠組みの下でプログラムや活動を成功裏に実施するには、こうした関係が不可欠です。
パートナーシップ・ワークショップコーディネーターは、カンファレンス・ワークショップセクションの重要な一員として、同セクションのシニアマネジャーにレポートします。J-PEAKS助成金からのリソース活用を主眼とし、特に国際的な科学系研究大学との機関レベルの研究協力関係の構築に専念します。コーディネーターは、J-PEAKSの枠組みの下でプログラムや活動が確実に遂行されるよう、様々な関係者と緊密に連携し、OISTの研究戦略目標と資金獲得に貢献します。
このポジションは沖縄に拠点を置き、カンファレンス・ワークショップ・セクションの学術連携推進シニアマネジャーに報告します。
本ポジションの募集は、本学が日本学術振興会から採択を受けた「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業（J-PEAKS）助成金」を財源としています。
沖縄科学技術大学院大学は、世界の科学技術の発展に貢献し、沖縄でのイノベーションの拠点となるために2011年に設立されました。5年一貫制の博士課程教育を提供し、国を超えて、分野を超えて、優れた研究者が共同で、最先端の科学研究を行っています。
85 ヘクタールの敷地に広がる大自然の中に設立され、美しい海岸とサンゴ礁を見下ろす場所に位置します。キャンパスは建築学的観点から見ても印象的なこだわりが施され、その自然の中にある大学施設を際立たせています。学部の壁を作らないことで、学際的な研究成果を生み出せる環境を提供し、また学内の誰もが、最高水準のリソースへのアクセスと研究機器の利用が可能で、共同研究に生かせるような仕組みを整えています。
学内では英語を公用語とし、50 ヵ国以上から集まる研究者コミュニティは真の国際性を保持しています。OISTは科学技術の革新、そして沖縄の経済発展の原動力となるイノベーション創出に取り組んでいます。
- J-PEAKSの枠組みの中で行われる活動やプロジェクトを、シニアマネジャーと調整する。
- シニアマネジャーの監督の下、OIST教員が機関レベルの研究パートナーシップを計画し、スタートする。そしてそれらを育成し、活用できるよう支援する。
- パートナーシップ・ワークショップのオーガナイザーとコミュニケーションを図り、組織間の関係の発展段階に適した共同ワークショップやプロジェクトを成功させる。
- パートナーシップ・ワークショップの効果を最大化するため、外部の研究者を含む様々な関係者にOISTのカンファレンスの利用を勧誘する。
- 機関レベルの協力活動に関する定期的及び臨時の報告書を作成する。
- 外部の専門家会議主催者と協力し、OISTの会場を利用した大規模な会議やワークショップを円滑に運営する。
- 教員、研究者、OISTコミュニティーに対してプログラムを広報し、連携機関内のコミュニケーションリソースを動員して、OISTとの連携を促進し、報告する。
- 研究担当ディーンの職務及び計画を支援するため、OISTの他部門にまたがる協力活動を統合・調整する。
- 研究機関レベルの協力関係の活気あるポートフォリオを確保するために必要なその他の職務を遂行する。
（必須）
- 複数のプロジェクトを同時に管理した経験
- 予算管理、レビュー、執行した経験
- 中長期的視点に立ち、問題が解決するまでプロセスや手順を追求する能力
- 多様性のあるチームの中で効果的に働く能力
- 日本語および英語での優れた口頭および書面によるコミュニケーション能力
- OIST及び戦略的パートナー機関内の研究者、管理者、経営幹部と効果的に交流できる対人能力
- 相手機関の組織力学に対する深い認識と感受性を持ち、あらゆるレベルの機関間の円滑かつ実際的な交流を促進できること
（尚可）
- 学士号取得者で、管理業務に相当な経験を有する
- 共同ワークショップやシンポジウムの企画経験
- 研究大学での事務経験
- 状況に応じて外部のステークホルダーやリソースを活用し、タスクオーガナイズを行う能力
モデル年俸：募集レンジ390 - 730万円
*モデル年俸は募集職種の年俸レンジを示しています。実際の年俸額は本学園の規程に基づき経験・スキルに応じて決定されます。
Benefits:
- 赴任手当、住宅手当、通勤手当
- 年次有給休暇、夏季休暇
- 社会保険完備（私学共済、雇用保険、労働災害保険）
- チャイルドディベロップメントセンター
- 学校教育情報
- 日・英ランゲージクラス
- リソースセンター (沖縄での生活サポート)
- リモートワーク制度
- 履歴書及び職務経歴書（和文）
- Curriculum vitae（英文）
* 日本語が母語の方は、日本語の応募書類の提出は必須です。
* 採用情報を最初にどこでご覧になったか記載してください。
- 沖縄科学技術大学院大学（OIST）では、ポジティブ・アクション（積極的改善措置）を採用しており、教員、学生及び職員の多様性を尊重しています。
- 応募書類は機密情報扱いとし、応募書類は返却されません。登録された個人情報は、採用選考目的でのみ使用します。
- 募集者：学校法人沖縄科学技術大学院大学学園
- 受動喫煙防止措置：屋内禁煙
- 個人情報保護に関する基本方針について
- 兼業に関しましては本学園の方針をご確認ください。（https://groups.oist.jp/ja/acd/information-disclosure/）
- 詳細は本学園のホームページ参照（http://www.oist.jp/）
常勤、6ヶ月の試用期間を含む1年間の任期制雇用
勤務状況及び予算状況等を考慮し、当初採用日から2年を限度として雇用契約を更新することがあります。ただし、契約終了時の業務量及び進捗状況、業績評価、勤務態度並びに本学の財務その他の状況により、契約可能期間について変更になる場合もあります。
9:00 - 17:30
フレックス制 （コアタイム10:00-15:00）実働7.5時間×月間労働日数
休憩時間：12:00 - 13:00
休日：
土・日・祝日，年末年始（12 月 29 日～1 月 3 日）
休暇：
年次有給休暇、夏季休暇、傷病休暇、特別休暇
時間外労働：
あり（月平均10時間）