フルタイム技術員・神経計算ユニット
神経計算ユニットでは、ムーンショット型研究開発事業 目標9 「2050年までに、こころの安らぎや活力を増大することで、精神的に豊かで躍動的な社会を実現」において、研究開発プロジェクト「楽観と悲観をめぐるセロトニン機序解明」を進めております(https://www8.cao.go.jp/cstp/moonshot/sub9.html)。このプロジェクトでは課題遂行中マウスの背側縫線核セロトニン神経活動およびセロトニン神経投射先領域の神経活動を、カルシウムイメージング(ファイバーフォトメトリーおよび小型蛍光顕微鏡カメラ)を用いて記録します。またセロトニン神経活動を光遺伝学で操作し、マウスの行動および神経ネットワークへの影響について調べます。現在このプロジェクトで神経活動記録・操作およびデータ解析をして下さる技術員を募集しています。(定員2名に達し次第終了。適任者を決定するまで継続します)
沖縄科学技術大学院大学は、世界の科学技術の発展に貢献し、沖縄でのイノベーションの拠点となるために2011年に設立されました。5年一貫制の博士課程教育を提供し、国を超えて、分野を超えて、優れた研究者が共同で、最先端の科学研究を行っています。
85 ヘクタールの敷地に広がる大自然の中に設立され、美しい海岸とサンゴ礁を見下ろす場所に位置します。キャンパスは建築学的観点から見ても印象的なこだわりが施され、その自然の中にある大学施設を際立たせています。学部の壁を作らないことで、学際的な研究成果を生み出せる環境を提供し、また学内の誰もが、最高水準のリソースへのアクセスと研究機器の利用が可能で、共同研究に生かせるような仕組みを整えています。
学内では英語を公用語とし、50 ヵ国以上から集まる研究者コミュニティは真の国際性を保持しています。OISTは科学技術の革新、そして沖縄の経済発展の原動力となるイノベーション創出に取り組んでいます。
- 報酬獲得・罰回避を目的とした行動課題におけるマウスのトレーニング
- 課題遂行中マウスのカルシウムイメージングによる神経活動記録
- 課題遂行中マウスの光遺伝学による神経活動操作
- カルシウムイメージングおよび光遺伝学データの解析
- 日本語での書類作成業務
(必須)
- 科学や生物学の分野で大学院修士課程もしくは博士課程を修了された方
- マウスやラットを用いた行動実験の経験がある方
- 新しい技術の習得にも積極的に取り組める方
(尚可)
- マウスやラットでのカルシウムイメージングの経験がある方
- マウスやラットでの光遺伝学の経験がある方
- カルシウムイメージングデータ解析の経験がある方
- 英語でのコミュニケーションが可能な方
本学園の規程に基づき経験・能力に応じて支給する(本給、超過勤務手当、通勤手当)
- 赴任手当、住宅手当
- 年次有給休暇、夏季休暇、
- 私学共済 (http://www.shigakukyosai.jp/)
履歴書及び職務経歴書
※どこでこの募集要項を知ったか明記ください。
※本学では勤務開始前にバックグラウンドチェックを行います。
内々定の受諾後、以前の勤務先情報や学歴を含むいくつかの個人情報を本学の業務代行会社へ提出いただきます。
- 沖縄科学技術大学院大学(OIST)では、ポジティブ・アクション(積極的改善措置)を採用しており、教員、学生及び職員の多様性を尊重しています。女性及びマイノリティの方々からの応募を歓迎いたします。
- 応募書類は機密情報扱いとし、応募書類は返却されません。応募者には必ず選考結果を通知いたします。
- 兼業に関しましては本学園の方針をご確認ください。
(https://groups.oist.jp/ja/acd/information-disclosure/)
- 詳細は本学園のホームページ参照(http://www.oist.jp/)
常勤、3ヶ月の試用期間を含む1年間の任期制雇用(更新あり)。
勤務時間:9:00-17:30 (裁量制)