細胞分裂時の染色体凝縮メカニズムの一端が明らかに

2011-12-21

全ての細胞は、遺伝情報を司るDNAを正確に複製し、分裂することで増殖を繰り返します。細胞はそれぞれ決まった周期で分裂と増殖を繰り返しており、複製された姉妹染色分体が分離し、染色体DNAが正確に2つの娘細胞に分配される時期を分裂期と呼びます。この時期に染色体は凝縮し、コンパクトで堅さを持った棒状の凝縮染色分体となります。この染色体凝縮は正確な染色体分配のために必須の過程で、コンデンシンと呼ばれるタンパク質複合体が中心的な役割を果たすことは知られていますが、その分子的メカニズムについては未だ多くの謎が残されています。

  この度、G0細胞ユニットの赤井祐子技術員らは、コンデンシンタンパク質複合体※1が、染色体上の不要な結合物を自ら除去することで、分裂期染色体凝縮ひいては染色体分配段階に寄与していることを発見しました。本研究成果は、2011年12月14日発行の英国の科学雑誌Open Biologyに掲載されました。

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