2019-02-12
  自然界に存在するすべてのものは、動き回る小さな粒子でできています。身のまわりにある電子機器も、負の電荷を持つ電子の動きがなければ機能しません。物理学者たちは、粒子を動かす力について必死に理解しようとしており、彼らの目標はその力を新たな技術に応用することです。例えば、正確に制御された電子の集団を用いて膨大な計算タスクに挑む量子コンピュータです。この度、沖縄科学技術大学院大学(OIST...
Type: ニュース記事
2018-11-12
  通常、実験などで中性子をフラストレート磁性体に射撃した際、粒子は独特な模様を描きながら反対側に噴出されます。磁気秩序状態が実現しない金属中の原子は低温な状況下でも互いに調子を合わせながら振動するために、このような模様が現れます。この独特な模様の一つは「ピンチポイント」として知られる、中央が狭まった蝶ネクタイのような形で、スピン液体の分野では広く認知されています。一方、...
Type: ニュース記事
2018-09-26
フェムト秒分光法と電子顕微鏡法の技術を組み合わせ、フェムト秒の時間間隔での電子の流れを捉えた動画を作成。最初に電子のサンプルを励起させるのに、超高速レーザーを使用。次に、励起した電子の状態を追跡するため、別の超高速レーザーを電子のサンプルに照射。これら二つの技術を組み合わせることで、逆の2方向に導かれる電子の流れを動画に記録することが可能になった。
Type: ビデオ
2018-07-11
 この度、沖縄科学技術大学院大学(OIST)の研究者が、ガラスの微小気泡を利用して作製した技術により、文字通り光を当てることにより、微小粒子の存在を検出できるようになりました。   本技術は、「ウィスパリング・ギャラリー」として知られている特定な物理現象に由来します。1878年、英国人物理学者のレイリー卿(ジョン・ウィリアム・ストラット)が、...
Type: ニュース記事
2018-07-04
  沖縄科学技術大学院大学(OIST)は、2018年6月25日から29日まで、超弦理論に関する国際会議 Strings 2018 を主催しました。世界各地で毎年開催されているStringsですが、日本では今回が2回目で、沖縄では初めての開催となりました。...
Type: ニュース記事
2018-06-21
 沖縄科学技術大学院大学(OIST)の研究チームは、隕石などの衝突現象を実験により再現することで、惑星や衛星に見られる衝突クレーターの「光条」がどのように形成されるかを明らかにしました。これにより、クレーターを形成した隕石の大きさを計算することができ、太陽系形成論などの諸研究に役立つ可能性があります。本成果は、米国物理学会発行の学術誌...
Type: プレスリリース
2018-06-06
  光とは何でしょう。これは一見、簡単な質問のようですが、何世紀にもわたり偉大な科学者らの心を虜にし続けてきたものです。   この度、沖縄科学技術大学院大学(OIST)の科学者らによる共同研究により、磁石の量子特性についての抽象的な理論を、新たな種類の光に関する検証可能な仮説にし、この疑問の探求に新たなひねりが加わることになりました。   1672年にアイザック...
Type: ニュース記事
2018-04-10
  現代の電子工学は、負の電荷を帯びた数多くの電子の動きによって打ち立てられました。 ただし電子のふるまいは、普遍的でありながらも、その詳細は未だ明らかにされておらず、物理学者らを悩ませ続けています。 とりわけ、偏光した電磁波の影響を受けた際、電子はどのように動くかという疑問は、未解明の現象です。   偏光は、電磁波や光波などの波が回転するときに発生します。...
Type: ニュース記事
2018-03-29
  一人の現代理論物理学者が、難題に立ち向かっています。   物理学者のヤーシャ・ネイマン博士は「より多くを学べば学ぶほど、現実はますます捉えにくいものとなります。 絶対が相対になったり、静的なものが動的なものになったり、確実なものが不確実なものになってしまうのです。」 と、語ります。   沖縄科学技術大学院大学の...
Type: ニュース記事
2017-05-25
  量子の世界は優雅で神秘的です。 そこでは日常生活で経験しないようなとても奇妙な物理法則がはたらいています。例えば、粒子が一度に2つの別の場所に存在できたり、離れた場所にいる粒子が互いに反応したり、さらには「粒子」であり「波」でもあるという、日常の常識では考えもつかない性質があります。沖縄科学技術大学院大学(OIST)の研究者はこの度、量子物理学的にも視覚的にも極めて不思議にみえる、...
Type: ニュース記事
2017-01-24
  量子コンピュータの将来像については、専門家はもちろん、多くの企業や政府機関の間で注目の話題となっています。従来の二進法の「1」と「0」の「ビット」でデータをトランジスタやメモリ内で演算・保存する代わりに、量子コンピュータの世界では、原子、イオンまたは電子などの系を「量子ビット」として用い、 1と0を同時にとる(重ね合わせ)状態も含む無限の組み合わせで演算します。Google、...
Type: ニュース記事
2017-01-10
  ここ十年ほど、二次元(2D)物質が、ますます多くの研究者から注目を集めています。ひとつないしほんの数個の原子分の厚さしかないというのが特徴であるこれら2D物質は、様々な元素、または元素のコンビネーションから構成されています。科学者たちが2D物質の虜となったのは、ノーベル物理学賞受賞(2010年)につながったアンドレ・ガイム博士とコンスタンチン・...
Type: ニュース記事
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